
洗顔後、化粧水→乳液 乳液がベタベタしてしまいます。
さっぱりタイプの乳液を軽くつけても同じです。
ファンデーションを塗るとすごく寄れてしまいます。
夜も同様ですごくベタベタします。寝て起きてもベタベタしていて朝の洗顔でそのヌルヌルを落とすような感じです。 でも、何もしないとカサカサしてます。
どうすればよいのでしょうか?
10・20代の方に多い肌悩みですね。
べたつく・・・なのに、かさつく肌の原因

べたつくのにかさつく肌の原因は、Aさんが日々されてるスキンケアが原因です。

え?!
乳液が合ってないからじゃないの?
わたしのしているスキンケアの何がいけないの??
????ですよね。
ニキビやべたつきが気になる方は、皮脂(あぶら)を取り除こうと、洗顔で皮脂(あぶら)を必要以上に洗い流してしまいます。
皮脂(あぶら)が、ほとんどない無防備な状態の肌を守ろうとして、皮脂(あぶら)を出そうと過剰にがんばってしまうので、肌がべたつくのにかさついてしまうのです。

べたつくのにかさつく原因は、皮脂(あぶら)の取り過ぎです。
皮脂(あぶら)の役割

そもそも皮脂って何のためにあるの? いるの?

では、肌の仕組みからお話しますね。
これを知っておくだけでお肌トラブルにすぐに対処できるようになります。
肌の仕組み
お肌は、表皮・真皮・皮下組織と3層に分かれています。

今回のお肌悩みは、表皮の中の角質層(角層)がpointとなります。
角質層を拡大すると下図のようになります。

角質層の厚さ約0.03mm、ティッシュペーパー1枚分の薄さです。
薄いですが、pH4.5~6.0 弱酸性を保つことで細菌などから守ってくれるバリア機能など
とても重要な役割をしてくれます。
角質層の中に、セラミド・角質細胞の中にある天然保湿因子などのうるおい成分があります。
肌の表面にある皮脂膜は、それらを覆って肌の内側のうるおいを守る役目をしています。
乾かないように食品に使うラップと同じですね。
皮脂膜は、毛穴から出る脂と汗が混ざり合ってできた天然のオリジナルのクリームです。
どんな高級クリームよりもどんなナチュラル成分を使ったクリームよりも自分に合った優秀なクリームなのです。

皮脂膜を取ることで、肌の内側のうるおいも乾いてしまいます。
乾燥するだけでなく、バリア機能も弱りお肌トラブルにつながります。

細菌からやうるおいを守ってくれるのは、いいんだけど
ちょっとべたつくほどいらないなー

それは、毎日の洗顔で皮脂を取り過ぎているため、肌はバリア機能を保とうとして、あわてて皮脂を作ろうとするのでその働きが過剰になるのです。
洗顔するときの3つの注意point
洗顔料は、クリームタイプ・固形タイプ・乳液タイプ・あわタイプ・ジェルタイプなどありますが、お好みのタイプを選んでください。
洗顔料の使用目的は、汗・垢・皮脂・ほこりなどの水性の汚れを落とすことです。

よく聞くことだけど、洗顔料をしっかり泡立てて使うのはなぜ?

それは、泡が汚れをを絡めて取り除いてくれるからです。
洗顔料の適量より多く使用して洗顔するよりも、適量でよく泡立てて洗顔する方が洗浄力は高いです。
洗顔されるときの注意は、
①力を入れず肌と手で泡を挟み、泡を転がすようにくるくるとゆっくり丁寧にしてください。

手に力をいれても、洗浄力UPしません。逆に角質層を痛めてしまいます。
②すすぎに洗顔するよりも時間をかけてやさしくすすぎましょう。

洗顔料が残っているとニキビの原因になりますので、よくすすぎましょう。
③洗った顔を拭くときは、擦らず押さ拭きしましょう。
洗顔後のスキンケアが肌悩みの改善のカギ
顔を拭いた後は、間髪入れずに化粧水・乳液をつけましょう。

べたつくから化粧水だけでもいいの?

化粧水は、皮脂膜の代わりのものを作ってくれません。
皮脂膜の代わりを作ってくれる乳液を必ずつけましょう。
乳液つけないほうが、べたつくお肌になります。

洗顔後の肌は、無防備な状態です。
無防備な状態をそのままにしておくと、さらに乾燥がすすみます。
また、肌を守ろうとして過剰に皮脂を出して肌がべたつくようになるのです。
すぐにスキンケアできるように洗面台に置くといいですね。
まとめ
・皮脂を取り過ぎるスキンケアをしない
・洗顔料はよく泡立て使い、力を入れず洗顔する
・よくすすいで、洗顔料を残さない
・洗顔後は、水気を押し拭きする
・すぐにスキンケアをする 必ず乳液までつけましょう。
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