化粧水・乳液がお肌のどこまで届くかご存知ですか?
これさえ知っていれば広告におどらされることはありません。
化粧品メーカーがあまりお伝えしたがらない情報ですが、お話しますね。
知っておきたい お肌の構造

お肌は、表皮・真皮・皮下組織と3層に分かれています。
表皮
表皮は、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜です。. 肌(皮膚)のいちばん外側にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなって、内部を保護しています。
表皮の一番下にある基底層に、メラニンを作るメラノサイトがあります。
真皮は、肌(皮膚)組織の大部分を占めており、肌(皮膚)の本体ともいえます。部位などによって異なりますが、平均で約2ミリの厚さがあります。
真皮
真皮には、「コラーゲン」「ヒアルロン酸」「エラスチン」という弾力線維があり、肌に弾力を与えています。
これらの弾力線維を生成する線維芽細胞(せんいがさいぼう)があります。
さらに、真皮には、血管やリンパ管、汗腺などがあります。
皮下組織
皮下組織は、機能的に皮膚ですが、脂肪細胞が集合してできています。
シミ・しわ・たるみは、どこまで届いたらいいの?
シミの原因は、紫外線やストレス・ホルモンなどですが、要はそれらによって刺激を受けメラニンが過剰に作られているからです。
メラニンは、メラノサイトで作られています。

メラノサイトは、表皮の一番奥にありますのでそこまで届かないと効果はあまりありません。
しわ・たるみの原因は、乾燥以外に真皮にあるコラーゲン・ヒアルロン酸の減少 エラスチンの変性といった弾力繊維の変性です。

真皮は、表皮のさらに奥にあります。
しわ・たるみ改善には、真皮まで届く必要があります。
化粧水・乳液は、どこまで届く?
薬事法により、化粧品メーカーで作られている化粧水・乳液は、薬用または医薬部外品と記載されていないものは、表皮の一番外側の角質層までです。
角質層(約0.02ミリ)のはたらきは、お肌のバリア機能を担って水分を肌の外に出さないで保湿することと、外的な刺激からお肌を守る役割を果たしています。
化粧水・乳液でたとえコラーゲンが配合されていても、真皮には届くことはありません。
が、お肌の表面に乗っている状態でも保湿効果はあります。
化粧水・乳液の役目は、角質層のうるおい保持力を補い・低下してしまったバリア機能の補修をすることなのです。
角質層のバリア機能のおかげで皮膚の奥に雑菌・水などの侵入防いでくれています。
コラーゲン(分子量約30万で長さ約300nm)・ビタミンCなどの水(約0.38nm)より大きい分子が肌の奥に入るのは、ほぼ不可能と言われて、皮膚に浸透できるのは分子量が600以下と言われています。
真皮に届くには?
医薬品、薬用または医薬部外品と記載されてる化粧品
ただし医薬品は、化粧品で扱うことできません。
イオン化するか、リポソームでしか今のところありません。
リポソームとは、私たちの肌に含まれる生体成分のリン脂質が多重層になった、0.1~0.2μmの微小なカプセルです(0.1μmは1mmの10000分の1 )。
イオン化・リポソームの技術は、とてもお金がかかりプチプラな化粧品では、ほぼ扱っているものはありません。
化粧水・乳液でできること
角質層のケアです。
これが、なによりもとても大切で重要なことなのです。
かさつき・くすみ・肌荒れ・化粧のり・ニキビ・毛穴などこれらすべて、角質層のトラブルが原因です。
角質層にトラブルがない場合はお肌悩みもほとんどありません。
角質ケアだけかと甘く見ず、角質ケアこそがきれいなお肌を育むことができるのです。
20・30代の方は、角質ケアのみのスキンケアを心がけください。
40代以降の方は、角質ケア+エイジングケアです。
まとめ
化粧水・乳液は、角質ケアが目的
お肌の弾力・シミなどのお肌悩みを解決してくれる部位は、角質層よりも深い部分
角質層よりも深く浸透させるには、イオン化・リポソームではないと難しい
リポソームを使った化粧水・乳液 イオン化を使った化粧水・乳液
リポソームを使った化粧水・乳液
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これらの他にもあると思います、一度調べてみてはいかがでしょうか。
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